“日本で体感できるドイツ・オーストリア・スイス”をテーマにお届けしている「Insider Tip」。今回はジャーナリストで、derdiedas立ち上げメンバーのひとりでもあるマーティン・フリッツ（Martin Fritz）が、本格派ドイツ料理店をご紹介します。
――ドイツ人であるフリッツさんが通っているというドイツ料理店、ぜひうかがいたいです。
六本木一丁目駅と神谷町駅のなかほどに位置する、「ツム・アインホルン」が私のイチオシです。オーナーシェフの野田浩資さんは、ドイツで長年修行をし、ドイツ料理についての本も執筆されています。
――正統派ドイツ料理がいただけるというわけですね。どのメニューがとくにおすすめでしょうか？
これからの季節は、北海道産のシカ肉を使ったシチューやステーキが楽しみですね。やや値段は張りますが、ドイツのきちんとしたレストランにも引けを取らない味ですよ。ほかには5、6月にいただけるシュパーゲル料理や、年中注文できるメニューとしては、クラウトルラーデン（Krautrouladen、ロールキャベツ）もとても美味しいです。
――季節感のあるメニューが楽しめるんですね。
はい。10月中旬からは冬の特別メニューが始まります。ケールとカッセラー（Kassler、燻製にした豚肉）、シュヴァーベン地方の玉ネギのパイなどは必ずいただきたいですね。
――ありがとうございました！
Information
ツム・アインホルン（Zum Einhorn）
東京都港区六本木1-9-9 六本木ファーストビルB1F
TEL 03-5563-9240
営業時間 ランチタイム11:30-14:00、ティータイム14:00-15:30、ディナータイム17:00-22:00
※土曜はディナータイムのみ
日曜・祝日休
zum-einhorn.co.jp
Tip Giver
マーティン・フリッツ（Martin Fritz）
ドイツ出身のジャーナリスト、ライター、PRコンサルタント。長年日本で暮らし、今メディアderdiedasを日本人ジャーナリスト、編集者らとともに共同設立。日本食ファンでもあるため、ドイツ料理を恋しく思うことは稀だとか……。
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