史上最高のプロテニスプレーヤーとの呼び声高い、スイス出身のロジャー・フェデラー。オリンピックでの優勝を期待されていたが……。

34歳のロジャー・フェデラーだが、選手としてのピークを過ぎてしまった感は否めない。昨年は6大会で勝利をおさめたが、今年はまだ際立った活躍はなく、ウィンブルドン選手権では準決勝で敗退してしまった。

出典: Facebook/Federer

彼には、叶えるべき夢がまだふたつある。ひとつは1年で4大大会(全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン選手権、全米オープン)を制するグランドスラムを達成すること。うち3大会で優勝する偉業を3度も達成したものの、グランドスラムはいまだ未達成だ。彼の年齢を考えると、難しいかもしれないというのが見方だ。

出典: Facebook/Federer

そのため、彼の野心はふたつめの目標に向けられていた。

それは、リオデジャネイロオリンピックでのシングルス優勝。今に至るまでそれが彼の大きな夢だった。

しかし大変残念なことに、7月26日、フェデラーは膝の治療に専念するため、今季の残り全試合の欠場を発表。今オリンピック優勝の夢は泡と消えてしまった。

出典: Facebook/Federer

彼にとって、オリンピックでの試合はいつでも思い入れのあるものだった。

2004年アテネ、2008年北京では、フェデラーはスイス国旗を身にまとってスタジアムに登場。2000年のシドニーでは、妻ミルカとも知り合った。

Posted by Federer Mirka on Dienstag, 6. Oktober 2015

もちろんフェデラーがテニス界のスーパースターであることには変わりがない。まずは怪我の治療に専念してほしい。
人気のないビーチでリラックスした表情を見せる。
出典: Facebook/Federer

故郷のスイスアルプスを背に微笑むフェデラー。

出典: Facebook/Federer

来シーズン以降の活躍をぜひ期待したい。

出典: Facebook/Federer