スイスとドイツの国境付近に住むリタさんは、20年前から、メインクーンという種類の巨大な猫たちと暮らしている
メインクーンという猫の品種をご存知だろうか。大きい雄だと体長1.2メートルにもなる。もはや猫というより虎である。
ドイツとの国境にほど近い、カイステンというスイスの小さな村に住むリタ・ツァウグ(Rita Zaugg)さんは、この大きな猫に魅せられたひとりだ。
わたし、大きな動物が好きなの(リタ・ツァウグ)
この猫、ただデカいだけではない。英語では”the gentle giants” とも言われ、日本では「穏やかな巨人」との別名を持つ。性格は社交的で人に忠実。躾もしやすい。ドイツ語では、 ”Hundekatze(犬猫)”と呼ばれることも。
同時に、実に猫らしく、独立心が強い一面も持ち合わせる。可愛がって欲しい時だけ、飼い主にすり寄ってくるなど、時に気まぐれさも披露する。
大きいけれど、優しく人懐こい、それでいて気高くちょっとワガママ。なんとも飼い主の心をくすぐるコたちなのだ。
現在ツァウグ家には、繁殖用の猫が5匹、去勢済みが5匹、そして生まれて3週間の子猫7匹が暮らしている。
リタさんは、健康な猫だけを繁殖させようと、猫たちの健康に人一倍気を配っている。メインクーンは心臓病にかかりやすいことから、リタさんは愛猫たちに遺伝子検査や定期的に心臓病の健診を受けさせている。
生後13週で、子猫たちは新しい飼い主の元へ引き取られていく。子猫1匹のお値段は1,200フラン (約15万円)。寿命は約15年だ。
こちらがリタさんのホームページ。
猫好きのために、リタさんのホームページから選りすぐりのメインクーンフォトギャラリーを!
小さいうちはこの中で育つ。
可愛いでしょう???小さいうちは…
ご機嫌ナナメ?!
「ボクはヨシ (Yoshi)。 和風の名前かっこいいでしょ?まだ小さい方だよ」
「なんか用かい?」
生後12週の「子猫」ちゃん。
「もう大きくならないって約束できないよ」
ピンと立った大きな耳がチャームポイント。
「この石、寝心地サイコー!」
黒の装い。
「ボクとってもおとなしいんだ。ほんとだよ」
仲良しこよし。全部で何匹?
「ワタシたちキレイでしょ」
スイスから「コンニチハ!」
「でっかくなっちゃった!耳だけじゃなく体もね」
「もうコドモじゃないよ。だってこんなに大きんだもん」
もっともっとメインクーンについて知りたくなったら、可愛い姿いっぱいのこちらの動画をどうぞ!