新訳のドイツエンタメ小説をピックアップする読書イベントシリーズ「ドイツエンターテイメントの夕べ(Tatort Bibliothek)」がまたやってきます!
第11弾となる今回の「Tatort」ではブラックなクリスマス・プレゼントとしてフェルディナント・フォン・シーラッハの短編集『カールの降誕祭』を取り上げます。
作家シーラッハと画家タダジュンのコラボレーションともいえる『カールの降誕祭』がブラックなクリスマスプレゼントとして今年の11月に公刊されました。
内容:
ドイツでは、クリスマスに最も殺人が多い。十世紀から続く貴族トーアベルク家のクリスマスの惨劇を描いた表題作と、日本人の女子留学生に恋をしたパン職人 の物語「パン屋の主人」、公明正大だった裁判官の退職後の数奇な運命を描く「ザイボルト」を収録。本屋大賞翻訳小説部門第1位『犯罪』のシーラッハによる 珠玉の短編を、気鋭の版画家タダジュンの謎めいたイラストが彩る。ふたりの天才が贈るブラックなクリスマス・プレゼント。(東京創元社)
今回も翻訳家である酒寄進一さんに作品内容及び翻訳について語っていただきます。短編三本からなるあれやこれやをこれまでの短編集『犯罪』『罪悪』や、長編『コリーニ事件』『禁忌』を交えて四方山話をしていただきたいと思います。
酒寄進一先生とマライ・メントラインさんによるトークをお楽しみください!
短い朗読の他、皆さまの質問コーナーもございます。
ぜひ遊びに来てください!
主催者名
東京ドイツ文化センター
日時
2015年12月17日 18:30 - 23:55
場所
東京ドイツ文化センター図書館(2階)107-0052 東京都港区赤坂7-5-56