“日本で体感できるドイツ・オーストリア・スイス”をテーマにお届けしている「Insider Tip」。今回はジャーナリストで、derdiedasスタッフのマーティン・フリッツ(Martin Fritz)が、子供のころから慣れ親しんできた味をご紹介します。

――本日おすすめしていただけるのはどんな一品ですか?

見事にドイツの味を再現したレバーケーゼ(Leberkäse)です。

出典: © Metzgerei Sasaki/Facebook

――あの、レバーもチーズ(ドイツ語でケーゼ)も使っていない肉料理ですね(笑)。

最近はフライシュケーゼ(Fleischkäse、Fleischは肉)と呼ばれることもありますが、ケーゼはその形がチーズを連想させることからついたものです。バイエルン風のレバーケーゼは、牛肉、豚肉、ベーコン、塩、マヨラナが材料です。なめらかになるまで混ぜ合わせ、型に入れて焼き上げます。

――レバーケーゼは、どのようにして食べるのが一般的なのでしょうか?

私は子どものころから、あたためたレバーケーゼに目玉焼きをのせ、ブラート・カルトフェルン(Bratkartoffeln、いわゆるジャーマンポテト)とキュウリのピクルスを添えたものが大好きでした。野菜不足は否めませんが(笑)、子どもはケチャップで、大人はマスタードでと、世代を問わず愛されています。

――あの味が日本でも食べられるとは朗報です! 日本で購入できるお店を教えてください。

東横線・田園調布駅の「メツゲライ・ササキ(Metzgerei SASAKI)」さんがイチオシです。ドイツ・ヨーロッパの肉料理が食べられるビストロも併設しています。「ブッツ・デリカテッセン(Bütz DELICATESSEN)」さんのウェブサイト( deli.takara-butz.co.jp )では、ササキさんの商品をオンラインで購入することもできますよ。

――ありがとうございました!

出典: © Metzgerei Sasaki/Facebook

Information
メツゲライ・ササキ(Metzgerei SASAKI)
https://www.facebook.com/MetzgereiSasaki/
※店舗データ記入をお願いいたします。

通販はこちら↓
ブッツ・デリカテッセン(Bütz DELICATESSEN)
https://deli.takara-butz.co.jp/products/detail/28

Tip Giver
マーティン・フリッツ(Martin Fritz)
ドイツ出身のジャーナリスト、ライター、PRコンサルタント。長年日本で暮らし、今メディアderdiedasを日本人ジャーナリスト、編集者らとともに共同設立。日本食ファンでもあるため、ドイツ料理を恋しく思うことは稀だとか……。

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