ティムとヤンのドイツ語講座 (99): jemandem einen Bären aufbinden

二人の会話

Tim: Gestern habe ich meinem Kumpel einen Bären aufgebunden.
Jan: Was hast Du ihm denn erzählt? Er ist doch sonst nicht so leichtgläubig.
Tim: Ich habe ihm erzählt, dass alle Professoren an unserer Universität streiken und dass alle Vorlesungen dafür ausfallen.

わからない単語があったら調べてみよう! → 和独辞典

解説

„jemandem einen Bären aufbinden“(熊を結び付ける)とは「~に(まことしやかな)うそをつく、~に一杯食わせる」という意味。この成句の起源については諸説ありますが、その一つをご紹介すると、中世の人々は射止めた熊を食用に加工する前に、熊を飾り立てて村を練り歩いたのだとか。でも熊が捕まらなかったときは、毛皮をかぶって熊に変装した人が、お祭りの行列に加わったことから、「だます」という意味になったそうです。日本語にも「担ぐ(かつぐ)」という表現があります。

なんとデアディダスの「ティムとヤンのドイツ語講座」が三修社から出版されました!
本書にはこれまでサイトで紹介されてきた180個すべての慣用表現や俗語的表現が掲載。ティムとヤンの会話も日本語訳され、解説もより充実し、さらにわかりやすくなりました。QRコードを読み取れば、簡単にビデオにもアクセスできて、2人の会話を何度でも繰り返し聞くことができます!
デザインもティムとヤンにぴったりなポップで楽しい仕上がりになっています。

ティム・ペータース (Tim Peters)
ドルトムント生まれの25歳。シンガーソングライター。すでに7歳の時からテレビに出演。
大の日本食好きで、週に一度はデュッセルドルフにある日本料理店『NANIWA』に行き、寿司や味噌汁、うどんなどを食すのが習慣。もっとティムについて知りたい人は彼のYouTubeチェンネルFacebookページを覗いてみてください。PVの他にも、7歳の時のティム秘蔵映像を見ることができます。

ヤン・オーバーハウス (Jan Overhaus)
ミュンスター近くの小さな街で生まれ育つ。現在28歳。大学で電子工学を学ぶも、その長身でクールな顔立ちからファッションモデルとしてキャリアを積む。最近では俳優としても活躍している。大学で第二外国語に日本語を選択したことから、片言の日本語が話せる。もっとヤンについて知りたい人は彼のFacebookページを閲覧してみてください!

監修

赤坂桃子
上智大学文学部ドイツ文学科卒。ドイツ語・英語翻訳者。訳書にM・ボルマン『希望のかたわれ』『沈黙を破る者』、M・ローゼンバッハほか『全貌ウィキリークス』、H・クリングバーグ『人生があなたを待っている──『夜と霧』を越えて』、L・ザイヴァート『いそぐときほど、ゆっくりと』など多数。

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