同じドイツ語圏でもドイツとは似て非なるスイス。スイスへ行く人への12のアドバイス
1. ドイツ語圏スイスの挨拶は「グリュッツィ(Grüezi)」。「ありがとう」をフランス語で「メルシー(merci)」という人が多い。

2. ヨーロッパの挨拶といば、頬と頬を合わせながら、口で「チュッ」と言う音を鳴らすチークキス。右左右と3回行うのがスイス流だ。ただしあまり親しくない人とはしないので、初対面の人とは普通に握手をしよう。

3. 乾杯は一人一人とグラスを合わせて交わそう。その時必ず相手の目を見ることも大切。

4. レストランで「Tages-Menü」があれば、迷わず頼もう。「オススメ日替わりコース」のことで、お得で美味しい。

5. レストランではまず飲み物を頼もう。ただし無料のお水やお茶はない。お水を頼むと「ミット オーダー オーネ?(Mit oder ohne?)」と聞かれるが、これは炭酸の有無。炭酸なしの水がよければ「オーネ」と言おう。

6. チーズフォンデュは冬の食べ物と心得よう。スイス人は夏にフォンデュを食べない。観光地のレストランには年中メニューの中に記載はしてあるが、注文するのは外国人観光客だけ。

7. チップはなくてもいい。端数を切り上げて支払うのが普通。

8. 横断歩道の側でぼーっと立ち止まってはいけない。横断歩道脇に歩行者が立っていたら「渡りたい」という意思表示とみなし車は停まる。渡らないとイラッとされるので注意。

9. トラムが走る町では、思いがけない方向からトラムがやってくるので、線路をよく見て歩こう。

10. スイスフランを用意しよう。スイスはEUに加盟しておらず、通過も当然ユーロではなくスイスフラン。

11. 電車やトラムの自動販売機でもクレジットカードが使えるが、暗証番号を押す際には背後に注意を払おう。ちなみに電車賃はとても高い。

12. スイスの電車は日本並みに時間に正確。発車のベルはなく、音もなくすーっと発車するので気をつけよう。
